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東北、フクシマを見に行こう、そして考えよう
‐東日本大震災文化的復興プロジェクト@つくば‐

プロフィールprofile

みにぷろは、まずは見に行くことから始まる、被災地の復興を目指しています。

組織・役員

役職 名前 ひとこと
プロジェクト長 山下史雅 まずは行ってみること、そこからはじめませんか?
震災後を生きるものとして何かできることがあるはずです。
パートナー

みにぷろについて

2011年3月11日に東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災が発生しました。 あれからもうすぐ3年経とうとしている今でも、完全に被災地が復興したとはいえません。 被災地で困っている人々のために何か力になりたい。少しでも手助けしたい。そう発生当時思った方、今もそう思っている人は多いのではないでしょうか。 僕もそう思い、今もそう思っている一人です。 しかし、僕は被災地に実際足を運んで復興支援をしたことは今までありません。 それは、ボランティアというものに懐疑的だからです。どんなに崇高な理念のもとで被災地にいったとしても結局偽善に過ぎないのではないだろうか、行くことで自発的に立ち直る人の妨げとなるのではないだろうか…様々な疑念が僕の中にあります。行って被災者の方の力になることがどんなに尊いことかも理解しているつもりですが、どうしてもボランティアそのものを好きになれなかったのです。 こうした僕と同じような考えでボランティアをためらっていた人は少なくないのではないでしょうか。

今回、僕がやろうとしている企画は基本理念としてボランティアだけど普通のボランティアじゃないを掲げています。 それはどういうことかというと、従来の僕たちが想像するボランティアのように瓦礫の撤去や被災者の方の心のケアを意識的に行っていくものではなく、それらの瓦礫撤去や建物の修繕などを物理的復興と位置付けたときに、文化的復興を支援するといった形のものです。 震災から月日が流れ多くの人の支えなどである程度のボランティアを前提とした物理的復興は進んできているそうです。その反面、日本人の多くの中で震災の記憶がだんだん薄れていっています。本当に僕たちは震災を忘れていいのでしょうか? そして原発事故が震災と同時に起きた関係で未だに根強く特にフクシマを中心として東北にはネガティブなイメージが付きまとっている気がしてなりません。 東北にすむ人々、フクシマの人々は懸命に立ち直ろうとしているのに、それを見ずに暗いイメージだけが残っています。 なのでそのイメージを変える。人々の意識を少しでも変える支援がしたいのです。文化的な震災処理をするときが来たのではないでしょうか。 そのために具体的には実際に被災地に足を運び、被災者の方の話を聞きたいと思います。それが大きくイメージを変える大きな行動だと思うからです。 そして、帰ってきてその実際見て聞いて感じたことを広める。この広めるということが大きなポイントです。

ただそれだけ?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけです。一見小さな試みから広がっていくと思っています。とにかくいろんな人に実際に東北、フクシマにいってもらうこと。そうすることで経済的にも文化的にも復興に必ず繋がるでしょう。東北、フクシマが希望の場所、希望の言葉になるための第一歩なのです。もちろん実際に行ってみて、帰ってきて話を広げて、そこから何かをまた考えて行動するということも計画のうちです。とにかく行ってみてから考えよう。そのためのボランティアなどのハードルは低くするというのがコンセプトです。 被災地、特にフクシマに行くにあたって放射能問題でこの活動自体を懸念する方も多いでしょう。だから行く前に徹底的に話し合います。このみんなと震災、東北、フクシマについて話し合うことこそが大きな目的です。そうすれば忘れないから。

まとめると
・従来の震災ボランティアではない
・実際に被災地に行ってみることが重要
・基本的には、ただ行くだけで、震災に対する問題提起をする
・徹底的な話し合いとフクシマの今をたくさんの人に伝えることが目的

そして最終目標は、ここから次の活動を生み出すことです。みなさんの興味を引き出して、そのみなさんの熱い思いから現実的な復興に対する方策、活動が生まれることを目指します。 僕らは、今ある震災ボランティアの受け皿となるように活動していきます。 文化的復興を念頭にして。(T-ACTページより)

みにぷろ

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